M&A仲介会社はどこを選べば良いの?比較10選

M&Aを行う場合は、仲介会社のサポートを受けることが大切です。

希望売却額の算出や交渉面でのサポートなどを受けられるため、より良い結果となる可能性があります。

しかし、M&Aの仲介会社は多いため、どこに依頼すべきか迷っている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、M&Aの仲介会社はどこを選べばいいのか10社を比較してご紹介します。

 

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M&A仲介会社10選

M&Aの仲介会社は多く存在しますが、その中でも一般的に知られている企業を10個比較紹介します。

※情報は筆者が調査した際の情報です。最新の情報は各社公式HPをご確認ください。

 

株式会社スパイラル・アンド・カンパニー

M&Aにおいて、会計士や税理士などの専門家のサポートは必要不可欠です。スパイラルコンサルティング社では、財務・税務・管理といった多角的な視点でサポートを受けられます。

また、報酬形態も特徴です。

多くのM&A仲介会社は、着手金と成功報酬がかかります。株式会社スパイラル・アンド・カンパニーは、完全成果報酬型であるため、実際に契約が締結するまで費用がかかりません

さらに、匿名で相談も可能であるため、会社名を出して相談しづらいことにも対応してもらえます。さらに、事業価値の簡易査定も受けられるため、M&Aをするべきかどうか検討中の方におすすめです。

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株式会社日本M&Aセンター

東京・大阪・名古屋・福岡・北海道と全国に複数の拠点を持つM&A仲介会社です。さらに、シンガポールにも拠点があるため、グローバルな視点でサポートを受けられます。

200名以上もの専門家が在籍しており、取り扱っている案件数も豊富であることが特徴です。取り扱い案件数が少ないと、条件に合致する買い手・売り手を見つけることができません。

また、相談のみであれば無料でできるため、M&Aを検討している段階でも気軽に相談できます。知名度が高く利用者も多いため、早めに相談しておいた方がいいでしょう。

 

株式会社ストライク

公認会計士が主体のM&A仲介会社です。

M&Aの情報をインターネットで世の中の人へ伝えることを真っ先に行い始めた会社で、「SMART」という情報サイトを運営しています。金融機関や会計事務所との連携により、社外ネットワークからの情報収集も可能です。

報酬は着手金と成功報酬となっており、無料で相談できます。

特別なイメージがわきにくい仲介会社ですが、東証一部上場であり、M&A書籍を多数出版しているため、安心して利用できるでしょう。

 

インテグループ株式会社

小規模のM&Aを得意としている仲介会社です。

ヘアサロンやタクシー、システムエンジニアリングなど様々な業界のM&A仲介実績があります。

M&Aは、小規模であっても活用できる手法ですが、規模が大きくなければ利用できないと思っている方もいるでしょう。インテグループ株式会社であれば、そのようなことを気にすることなく依頼できます。

また、成功報酬型の料金体系となっており、着手金と相談料がかかりません。小規模であるため、費用をできるだけかけたくないという方におすすめです。

 

M&Aキャピタルパートナーズ株式会社

中小企業のM&Aをメインに仲介しています。

幅広い業界のM&A仲介の実績があるため、多くの場合に候補に入れることが可能です。

着手金や月額報酬などがかからないため、費用を抑えたい方も利用しやすい会社です。成功報酬型で、M&Aの規模に応じて報酬が変動します。ただし、株式譲渡対価に対して一定の料率をかけて算出するため、他の仲介会社と比べて費用を抑えられるでしょう。

 

株式会社東京MAパートナーズ

調剤薬局と介護業界のM&Aを得意とする仲介会社です。独自のネットワークの構築により、調剤薬局・介護業界の多くの企業と繋がっています。

また、料金体系が特殊で、譲渡側は1店舗のみ無料、2店舗以上は500万円が報酬です。譲受側は1店舗あたり500万円、ただし小規模は300万円となっています。

資料作成や面談のセッティングなど様々なサービスを受けられるため、M&Aに不安を抱えている方におすすめです。

 

株式会社コーポレート・アドバイザーズM&A

比較的新しい会社ですが、多くの実績があるM&A仲介会社です。少数精鋭であることが特徴で、少人数ながら質の高いサポートを受けられます。また、独自のネットワークを構築しているため、多くの企業とのマッチングが期待できます。

報酬体系は、成功報酬のみとなっていますが、200万円の中間金が必要なため注意が必要です。200万円は固定ですが、かからないと思っていた費用がかかると、M&Aの計画に支障をきたす可能性があります。

相談した際には、M&Aの魅力ばかり耳に入り、報酬のことをよく確認せずに決めてしまいがちです。後悔しないためにも、報酬は必ず確認しましょう。

 

株式会社クラリスキャピタル

上場企業から小規模まで様々な規模の会社のM&Aを仲介した実績がある会社です。顧客を大切にしており、親身な対応と評判です。

また、女性スタッフもいるため、男性に対して話しにくいという方にも向いています。

相談料が無料で、成功報酬型となっています。また、報酬も他の仲介会社と比べて安くなっているため、費用を抑えたい方におすすめです。

 

山田ビジネスコンサルティング株式会社

海外企業とのコネクションを持つM&A仲介会社です。海外進出のためのM&Aのサポートを行っており、国・地域ごとに異なる法律や税金、会計などのルールに対応してくれます。

また、採算がとれている事業ととれていない事業を分析し、不採算事業をM&Aによって譲渡するなど、あらゆるサポートを受けられます。

他のM&A仲介会社と比べて設立年度が古く実績も豊富であるため、安心して依頼できるでしょう。

 

GCA

世界11ヵ国に14オフィス、400名と規模が大きく、経営全般を見据えたサポートを受けられる仲介会社です。

総合的かつ長期的な視点によるサポートを受けられ、その1つとしてM&Aを行うという考え方です。

国や地域ごとの税金や法律、会計などのルールに従い、適切なアドバイスを受けられます。海外とのネットワークを持つため、海外進出したい企業に向いています

 

M&A仲介会社の比較表

M&A仲介会社の取り扱い業界・報酬体系・創立年について、以下の表にまとめました。

 

 

取り扱い業界

報酬体系

創立年

株式会社スパイラル・アンド・カンパニー

指定なし

成功報酬

2003

株式会社日本M&Aセンター

指定なし

着手金・成功報酬

1991年

株式会社ストライク

指定なし

着手金・成功報酬

1997年

インテグループ株式会社

小規模

成功報酬

2007

M&Aキャピタルパートナーズ株式会社

中小企業

成功報酬

2005年

株式会社東京MAパートナーズ

調剤薬局・介護

譲渡側は報酬が固定

2000年

株式会社コーポレート・アドバイザーズM&A

指定なし

成功報酬・中間金200万円

2009年

株式会社クラリスキャピタル

指定なし

成功報酬

2014年

山田ビジネスコンサルティング株式会社

海外企業とのコネクションあり

着手金・成功報酬

1989年

 

GCA株式会社

海外企業とのコネクションあり

成功報酬

2004年

 

 

M&A仲介会社を選ぶ際のポイント

M&Aのサポートやアドバイスの質は、会社によって異なります。また、紹介される買い手とのマッチング度も変わってくるため、自社に合った仲介会社を選ぶことが大切です。

M&Aの仲介会社は、次のような基準で選ぶといいでしょう。

 

成果報酬型が相談しやすくおすすめ

M&Aを検討しているが、仲介会社には相談しにくいイメージがあるため、一歩を踏み出せないという方もいるでしょう。また、相談したらそのまま依頼することになり、着手金が必要になることを懸念している方もいます

そのような方におすすめなのが成果報酬型の仲介会社です。

相談料や着手金などが無料で、M&Aの契約が成立した場合にのみ報酬が入ります。

着手金を支払うためにまとまった費用を用意する必要もありません。相談料も無料であることが多く、M&Aを検討すべきかどうか、今始めるべきかどうか質問できます。

 

ただし、会社によっては中間金の支払いが発生することがあるため、成果報酬型の会社に依頼する際には、支払う必要がある費用について詳しい話を聞いておくことが大切です。

 

業界に特化しているコンサルタントがいる

M&Aの仲介会社によって、コンサルタントの質や得意な業界が異なります。自社と同じ業界の買い手候補とのコネクションがあり、交渉などの質が高いコンサルタントがいる会社に依頼しましょう。

業界に特化しているコンサルタントに依頼するメリットは次のとおりです。

 

・業界の事情を知っているため交渉を進めやすい

業界の様々な事情を知っているため、買い手と売り手の意見を尊重してスムーズな交渉をサポートできます。どちらかに対して横暴な態度をとるコンサルタントでは、交渉が決裂するリスクが高まります。お互いの事情を踏まえ、適正な額で売却できるようサポートしてくれるでしょう。

売却額には、事業の価値だけではなく、営業権も含まれます。営業権はのれん代とも呼ばれ、経営者がどれだけ事業に対して思い入れを持っているか、どれぐらいのブランド力を持っているかで決まります。そのため、買い手と売り手で売却額の妥当性において認識の相違が起こることがあるのです。

それぞれの意見を尊重するためには、業界の事情を知っていなければなりません。そのため、業界に特化したコンサルタントに依頼することで、買い手と売り手の双方にとって良い結果となる確率が高まるのです。

 

・マッチング度が高い会社を紹介できる

買い手候補・売り手候補が多くても、マッチング度が高い会社を紹介してもらえるかは別の問題となります。独自のネットワークを持っていても、業界に特化したコンサルタントでなければ、アンマッチな会社を紹介してしまう可能性があるのです。業界に特化しているコンサルタントであれば、双方の事情や条件を考慮して、マッチング度が高い会社を紹介できます。

条件がマッチすれば、交渉も短期間で済むため、早くM&Aを実行したい方におすすめです。

 

“ただ売る・買う”ではない。事業を俯瞰的に捉える

M&Aでは、ただ会社や事業を売る、買うのではなく、客観的な視点で捉えてより良い条件で買収・売却することが大切です。客観的な視点で自社の強みを確認し、強みを根拠づけるデータや資料を提示しましょう。買い手としては、売り手にとって買い手に相応しいかどうか、提示した条件に問題はないかなどを確認することが大切です。

このように、客観的な視点で捉えることができるのもM&A仲介会社に依頼するメリットです。客観的に捉えることができないと、実際の事業価値よりも安い希望売却額を提示してしまったり、買い手に関しては損な条件を飲んでしまったりする可能性があります。

コンサルタントのサポートを受けることができれば、不利な条件を飲むことも、事業価値に対して低い希望条件を提示してしまうことも防げるでしょう。

 

迷ったら比較表を作って検討しよう

M&Aの仲介を依頼する際には、仲介会社の比較表を作って検討することをおすすめします。

今回ご紹介した仲介会社の特徴の他にも、様々な比較ポイントがあります。実際に相談することで、その仲介会社の細かい特徴がみえてくるでしょう。その特徴や報酬額、実績などを含めた比較表を作ることで、選びやすくなります。次のような項目を比較しましょう。

 

  • 業界に特化しているレベル
  • 海外の企業と繋がっているか
  • 報酬額
  • 報酬形態
  • 実績数
  • 創立年
  • コンサルタントの印象
  • 独自のネットワークを持っているか
  • M&A仲介の特徴

 

比較表にすることで、優先順位に合わせて会社を選びやすくなります

報酬が安くても、マッチング度が高い会社を紹介してもらえなければ、依頼しない方がいいかもしれません。マッチング度が高い会社を紹介できる会社は、実績が豊富でコンサルタントの印象もよく、独自のネットワークを持っています。

 

今回ご紹介しただけでも10社あるので、実際に依頼できる会社を絞ったうえで比較しましょう。3~5社に絞ってから比較すると、選びやすいかもしれません。希望通りのM&Aを実現するために、それぞれの会社をしっかり比較しましょう。