中小企業の事業譲渡【事例から読み解くポイント】

「中小企業を経営しているけれど、そろそろ事業譲渡をしたい」と考えていませんか。

あなたが中小企業の経営から退くとしても、今までやってきた会社を閉じるのは避けたいというのが、本音ではないでしょうか。

そんなことから現在、中小企業の経営者が変わる際には事業譲渡が活用されています

そこで今回は、中小企業の事業譲渡の実例を交えて、ポイントを紹介しましょう。

 

中小企業が事業譲渡の道を選ぶメリット

まずは、中小企業の経営者が事業譲渡を選ぶメリットを説明しましょう。

  • 経営のプレッシャーからの解放
  • 後継者問題の解決
  • 事業の拡大や支社数の増加
  • 従業員の雇用安定や待遇改善
  • 譲渡による現金獲得

これらのメリットがあるにもかかわらず、事業譲渡をせずに廃業してしまうのはもったいと思いませんか

それでは、各メリットについて順番に紹介していきます。

 

経営のプレッシャーから解放される

会社を事業譲渡することにより、あなたは今まで感じていた経営のプレッシャーから解放されます。

中小企業の経営は業績の浮き沈みが激しく、そのかじ取りが大変だと一般的に言われています。

そのような状況で、あなたのような経営者は様々なことに責任を持たなければならない立場のはずでしょう。

特に、従業員を雇っているとプレッシャーは大きいと考えられます。

このプレッシャーは会社経営をしている限り、ずっとつきまとうものなので、少しでも負担に感じているなら自社を事業譲渡するのもひとつの方法ではないでしょうか。

実際、後継者を見つけて育成するのには時間がかかる上に、上手に事業を引き継げれば問題ないですが、仕事なので多くの問題が起きることでしょう。その過程でのプレッシャーも大きいのではないでしょうか。

ところが、事業譲渡であれば買い手と売り手であるあなたが、お互いに合意すればすべての問題が解決します。

廃業とは違い、事業譲渡を行えば手離れが良く、しかもあなたの会社は新しいオーナーや経営者の下で事業が継続されます

 

後継者問題の解決

事業譲渡は中小企業のトップを悩ます後継者問題を解決してくれます

後継者が見つからず、リタイアすることができないという中小企業のオーナーや経営者は多いです。

親族や従業員といった身近な人が経営を引き継いでくれない場合は、外部の第3者から適任者を探すしかありません。

その第3者に事業譲渡をすれば、すぐにあなたの会社のかじ取りができる、経営能力の高い人が後継者になってもらえるのです。

もし今、廃業するしかないと思っているなら、その前に事業譲渡ができないかを模索するべきでしょう。

ひょっとしたら、大手企業があなたの事業を高く買ってもらえるかもしれません。

 

事業の拡大や支社数の増加

あなたの会社の事業拡大や支社を増やすときにも、事業譲渡は活用できます。

例えば、事業を拡大したいけど、現状、資金不足であるというとき、あなたの会社の事業を一部譲渡することで、資金不足を補うことができます

このような将来の経営状況の向上を見据えた、ポジティブな事業譲渡もあります。

 

従業員の雇用安定や待遇改善

従業員の雇用安定や待遇改善を行うために、中小企業の事業譲渡をする場合もあります。

というのも、買い手の資金力や人員も活用することができるからです。

経済的に豊かな大企業があなたの会社を買収するとなれば、今まで以上に従業員の待遇を良くすることができるかもしれません

実際、長年自分の会社で頑張ってくれている従業員の待遇を改善したいという思いがあるオーナーや経営者も多いのではないでしょうか。

しかし、中小企業では資金面はすぐにどうにもできないという話を良く聞きます。

もちろん、大手企業があなたの会社を買い取るからといって、最後まで安心せず、慎重に交渉していくべきでしょう。

 

事業譲渡による現金獲得

あなたは事業譲渡をすることで、売却益を手に入れることができます。

それが、あなたのリタイア後を支えてくれることでしょう。

もし従業員が事業譲渡の際、会社を辞めることになっても、その売却益を退職金の足しにすることができます

売却益がどれくらいになるのかは、会社の規模や経営状況、業種などによって大きく異なります。

しかし、廃業に伴うコストを負担することを考えると、事業譲渡によって現金を手に入れることのほうが、ベターな考えだといえるのではないでしょうか。

以上が、中小企業のオーナーが事業譲渡を行うメリットでした。

どのメリットも会社経営をしている経営者にとっては魅力的なものだと思います。

まだ、「中小企業である自社を買ってもらえるなんてあり得るのだろうか」と疑問を抱いている人がいるかもしれません。

そこで、中小企業の事業譲渡の事例を紹介しましょう。

 

中小企業の事業譲渡の事例

ここで、中小企業の事業譲渡の事例を見ておきましょう。

今回は「ヤフー」がベンチャー企業をM&Aで手に入れている事例です。

「ヤフー」はホテル予約サイト「一休」や、料理動画サービス「dely」といったベンチャー企業をM&Aしました。

「ヤフー」は、中小企業相手でも収益性や独自性があると判断してM&Aを行ったのでしょう。

今回の事例では、大手企業がベンチャー企業をM&Aするものでしたが、現在は中小企業同士でのM&Aも増加傾向にあります

それでは、次章で中小企業の事業譲渡の注意点を確認していきましょう。

 

中小企業の事業譲渡の事例から見る注意点

事例から見る中小企業を事業譲渡する際の注意点は、以下のようなものです。

  • あなた以外でも経営できるビジネスモデル
  • 譲渡先のメリットを説明する
  • 長期戦を覚悟する
  • 事業譲渡は人対人

正直、これらの注意点を抑えておかなければ、事業譲渡を成功させることは難しいです。

せっかく自社の事業譲渡を行うなら、上記の注意点を理解して成功の確率を高めましょう

それぞれの注意点について、順番に説明します。

 

あなた以外でも経営できるビジネスモデル

中小企業を事業譲渡したいなら、現在のオーナーや経営者以外でも経営できるビジネスかどうかも大切です。

中小企業の多くは、経営者独自の能力や人柄によって経営できていることが多いとされています。

そのため、事業譲渡を行って後継者が変わってしまうと、一気に業績が悪くなることもあるのです。

せっかく事業譲渡をしたのに、すぐに自社が傾いてしまうのは避けたいことではないでしょうか。

だからこそ、経営者が変わったとしても、引き続き経営が続けられるようなビジネスモデルや経営方法を整えておくと良いでしょう。

もしあなただけでは考えを整理するのが難しいのであれば、事業承継アドバイザーやM&Aアドバイザーなどの専門家に会社経営について相談すると、準備がしやすくなるはずです

焦らずに事業譲渡のために会社を整えることが非常に大切なのです。

 

譲渡先のメリットを説明する

譲渡先にとってのメリットを明確にし、説明することも大切です。

第3者が会社を買おうと思ったとき、あなたの会社のメリットを理解しなければ、事業譲渡を決断しないはずです

だからこそ、あなたは買い手に対して自社買収のメリットをアピールしなければなりません。

当然ですが、メリットが無いと判断されると、買い手は離れていってしまうのです。

 

長期戦を覚悟する

中小企業の事業譲渡は長い時間を要する場合もあります。

事業譲渡は経営権を譲るだけで、すぐに行えると思っている人もいるかもしれません。

確かに事業譲渡は買い手側と売り手側が条件に合意すれば行えます。

しかし、多くの会社は譲渡先を見つけるのに長い時間がかかります。

そうは言っても、できるだけ早く会社を譲ってしまいたいというオーナーもいるはずです。

そんなときは、専門家の力を借りることをお勧めします

 

事業譲渡は人対人

人対人のコミュニケーションも、中小企業の事業譲渡では大切なファクターです

事業譲渡の際、双方のオーナーや経営者の人柄まで見ているという話を聞いたことがあります。

だからこそ、事業譲渡を成功させるために、買い手と真摯に向き合い、この事業譲渡が成功する大切なパートナーとして考えましょう。

 

以上が、中小企業の事業譲渡を行うにあたっての注意点でした。

様々なことに注意しなければならず、不安に思った人も多いと思います。

そこで、事業譲渡を成功させる近道として、専門家に相談してみましょう。

 

中小企業の事業譲渡を行うなら

中小企業の事業譲渡を行うなら、まずはM&Aアドバイザーなどの専門家に相談しましょう。

専門家に相談なんてしたことがなく、不安だと感じるオーナーもいるかもしれません。

多くの専門家はあなたの会社の今後のために力を貸してくれる存在です

自分だけですべてを抱え込もうと思わず、一緒に事業譲渡の成功のために頑張ってくれるパートナーを見つけてください。それがM&Aアドバイザーです。

良いパートナーを見つけて、納得のいく事業譲渡をしましょう。

 

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数々の事業継承ノウハウを持っており、自社の価値を最大化してから売却することを得意としています。

より満足できる事業継承にするためにも、一度ご相談してみることをおすすめします。

 

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