人材派遣会社のM&Aで相談すべき仲介会社10選

2018年9月末までの経過措置期間も終わり、完全に労働者派遣事業許可制へと一本化した人材派遣業界において、M&Aの実状はどんな状況になっているのでしょう。またM&A仲介会社を選ぶときのポイント、人材派遣業界に精通している会社を選ぶ重要性など、おすすめの仲介会社10選と共にご紹介します。

 

>>お時間がない方はまずはM&Aのプロにご相談を<<

 

人材派遣会社でのM&Aの実状とは

2018年度の人材派遣業界の市場規模は7兆4,571億円、リーマンショック以降最高の値となりました。慢性の人材不足(特にIT分野)、オリンピック需要への人材補充もあり、新卒で採用が満たせない企業は、中途採用や派遣社員で戦力を補う必要があるため、人材派遣業を通じて体制を整える必要があります。

そんな人材派遣業界はM&Aによってこの5年で大きな再編が続きました。ビッグニュースとなったのは業界最大手の株式会社リクルートホールディングスによる米Glassdoor社の買収です。パーソルホールディングス株式会社による株式会社インテリジェンスホールディングスの子会社化も続きました。

人材派遣業界M&Aの近年の特徴として、異業種の買収事例が見受けられます。例としては人材会社株式会社フルキャストホールディングスが、家事代行サービスのミニメイド・サービス株式会社を子会社化した例や、研究者人材を派遣する株式会社ワールドホールディングスが、路線バスの運行システムを開発する会社を子会社化しました。

専門業種に特化した人材を抱えている場合、その人材を生かす異業種との組み合わさる事で新たなシナジー効果が見込めます。単に人材派遣業同士で規模を大きくするだけでなく、新たな業態へ広がりを持つのが人材派遣業M&Aの可能性と言えます。

人材派遣業は設備投資が少なく済み、資産の多くが現金という特徴があるため買収企業からの需要も高く、M&Aが活発に行われている業界です。

 

人材派遣会社のM&Aでおすすめの仲介会社10選

M&Aを実施するには基本合意書を始め、多くの書類を揃えることが一大仕事となります。特に経理関係の書類は過去直近3期分の決算書や、部門別損益一覧、申告書一覧等、透明性のある開示が求められます。

そういったサポートを並走してくれるのがM&Aの仲介会社です。10社それぞれの特徴をご紹介します。

 

スパイラルコンサルティング

人材派遣業M&Aの実績が豊富なのが頼もしい株式会社スパイラルコンサルティング。着手金なし、完全報酬型と、実力を持つからこその値段設定に信用がおけます。その報酬額も株式価額のみを対象にしたレーマン方式で算出しているため、より高く売却すれば、彼らの報酬も上がる仕組みです。より高く売りたいという売り手の気持ちにリンクしているのは頼もしい点です。

創設時は会計事務所であったため、売却だけでなくその後の成長戦略としてのM&Aを相談できるのも心強いです。人材派遣業だけでなく他種のM&Aにも実績が豊富なので、異業種との組み合わせで新たな事業展開も期待できる仲介会社です。

 

M&Aキャピタルパートナーズ 

中堅・中小企業に対し友好的な実績があるM&Aキャピタルパートナーズ株式会社。自身が上場企業であるからこそ、経営者への地に足ついた提案力があります。着手金、月額報酬、評価レポート作成全てが無料、成功報酬はレーマン方式です。

バラバラと担当替えが起こることはなく、専門のコンサルタントが一貫して担当してくれる点も安心です。事業継承やM&A活用法の無料セミナーを日本全国で多数実施しているため、まずはセミナーに出向き社風との相性を確かめてみる事もおすすめです。

 

日本M&Aセンター

創業約30年という老舗の信頼力があるのが、株式会社日本M&Aセンターです。創業10年前後が多いM&A仲介業者の中で、長くトップランナーである事はそれ自体実績と言えます。業界のリーディングカンパニーであり、マッチングの「品質」に定評があります。グループ会社にはファンド、コンサルティング、企業評価研究所があるため、長年のノウハウと売買両方の企業情報が豊富なのも、人材派遣業のM&Aでは頼もしい点です。

売買双方が着手金を払う事で、どちらもM&Aに本気である前提で進められるため、お互い前向きに検討できるという老舗ならではの手法を取り入れています。相手企業に対し「あまりその気がないのでは」と懸念するリスクを回避でき、成立までの期間もスピーディに進むシステムと言えます。

 

ストライク

オンライン上のM&A売買マッチングサービスをいち早く自社運営したのが、株式会社ストライクです。このサービスにより、従来では予想し得なかった領域からの問い合わせや登録が寄せられ、マッチングの可能性が爆発的に拡大しています。経験値のネットワークには限りがありますが、登録制で思いもよらない企業の中から広最適なマッチングを探れるのが、ストライクの魅力と言えるでしょう。

またこの会社はM&A普及のため、メールマガジン発行、またM&A情報発信サイトまで運営しています。M&Aの理解を普及したいという企業理念が強く感じられます。独自の実績のデータ分析、実務から時事問題まで幅広く提供しているので、勉強のためブックマークしておいても良いかも知れません。

 

インテグループ

2007年の創業時より「完全成功報酬制」を明確に掲げているのが、インテグループ株式会社です。新興ですが目覚ましい活躍を遂げ利用者から指示されています。「成功報酬制」をうたっていても条件によって中間金が発生する業者も多い中、一切中間金は発生しないと料金体系を明確にしているのが特徴です。それにより、成立していないのに報酬だけ払わされるリスクは無く、短期で良い成約に結び付けるためにコンサルタントのモチベーションも高くなります。

2018年の「M&A仲介会社のブランド認知度等に関する調査」でインテグループはランキング入りし、「認知度」、「相談したことがある会社」、「相談したい会社」の全てで1位を獲得しています。

 

M&Aアソシエイツ 

創設者が公的金融機関出身だからこそ、「中立性」を活かした目線に信頼がおけるのがM&Aアソシエイツ株式会社です。WEBサイトの広告文や派手な謳い文句に頼らない、質実剛健な仕事ぶりに定評があります。成功報酬における料率も業界最低水準で、目先の利益より中長期的な安定を支えようとしてくれる、公的金融の遺伝子を受け継いでいます。

大手金融機関では手掛けられない中小規模の企業をメインの顧客としており、小規模経営者に優しい料金体系も魅力です。まさに公的機関に相談しているような安心感のある仲介業者です。小規模な人材派遣業者からしても、頼りになりますね。

 

中小企業M&Aサポート

直接仲介のみに徹しているのが株式会社中小企業M&Aサポートの大きな特徴です。同業者との情報提供を行う仲介企業では、案件数だけを確保し、成約率の高そうなもののみを優先で対応する傾向もありますが、中小企業M&Aサポートではそういった同業者との情報交換を行わないと名言しています。

この会社は秘密保持を重視し、直接仲介のみに徹底しているからこそ、お互いの顔が良く見え成約期間の短縮、また成約率の高さを実現していています。「案件数」ではなく「成約率」を最重視している企業理念があればこそ、です。

直接仲介だから、中間マージンが発生しないのでリーゾナブルな値段も魅力です。

 

コーポレート・アドバイザーズ 

累計成約数120件を超えているのが株式会社コーポレート・アドバイザーズM&Aです。M&A仲介業としては創業10年ながら、土台に会計・企業再編コンサルティング会社があるため情報量が豊かだからこそ出来た実績です。グループ会社として税務・相続・財務会計の専門家を有しているため、個々のM&A案件に「何か足りないのか」、「どのような会社とのマッチングが適切か」、客観的な助言をくれます。

企業再編コンサルのノウハウから、M&A後も持続する長い付き合いを企業理念に掲げており、売って終わりではない姿勢に信頼がおけます。着手金は発生しますが、成功報酬はレーマン方式です。国際的情報企業であるリフィニティブによる日本のM&A市場調査(日本企業関連/完了案件) では、常に10位前後にランクインしています。

 

クラリスキャピタル

女性創業者によるきめ細やかな対応が売りの取引価格1億円未満の小規模案件にも親身に対応してくれる株式会社クラリスキャピタル。着手金がなく、成功報酬200万円からと非常にリーズナブルな料金が魅力です。

企業理念として誠実、公正、社会貢献をかかげ、個々のコンサルタントの社会人としてのモラルが高い事に定評があります。安心して相談できる決め細やかな対応は、女性創業者ならではの会社風土でしょう。エステやアパレルなど女性分野の実績が多いのも同業の人材派遣業者にとっては心強い点。ブログでは随時M&A売買情報が更新されていますので、確認されてみると良いでしょう。

 

フォーバル

創業約40年と、一番の老舗である株式会社フォーバル。これからの日本で中小規模企業のM&Aが当たり前になることもいち早く見据えていました。M&Aにおいても売却前から企業価値を上げる策定を考えてくれるなど、心強い並走をしてくれます。またM&A後に起きやすい双方の企業文化の摩擦なども、コンサルを続け組織作りをサポートしてくれます。

全国約2万社に経営コンサルをしているため、中小企業に特化したノウハウを持っているのが頼もしい点です。M&A仲介の手間は大企業でも中小企業でもほとんど変わらないため、メガバンク等は大規模案件しか対応しませんが、株式会社フォーバルは「中小企業」に特化というよりは「小企業」に特化と言っても良いほど、小さな企業にも親身に寄り添ってくれます。

 

人材派遣会社のM&Aで仲介会社を選ぶ際のポイント

M&A仲介業者にはM&Aを専業として営んでいる会社と、もともとの会計会社、経営コンサルタントから派生し、M&Aを兼業で行っている会社があります。専業にしている会社は、M&A仲介だけで食べていける実力ある会社と言えますが、兼業の場合本業のネットワークを活用して広がりが期待できます。

一見、M&A専門業者のほうが良いように感じますが、人材派遣業のM&Aにおいては、兼業会社もおすすめであるのがポイントです。

昨今の人材派遣業界の特色として、海外からの人材の流入があります。海外の人材派遣業の実態や、言語や商習慣の違いにも慣れている仲介会社だと頼もしいでしょう。人材派遣業同士のM&Aだけでなく異業種とのM&Aに展望が見える業界なので、グループ会社のネットワークがある仲介業者のほうが、多方面とのマッチング、他業者のノウハウを知っている点で強みとなるのです。

 

人材派遣会社に精通しているか

労働者は同じ企業で長期的に働きたい中、企業側は正社員雇用に積極的ではありません。そこに人材派遣業の需要があるとは言え、労働者のキャリア形成やニーズに応えなければ顧客を逃してしまいます。そういった人材派遣業の長期的な展望も理解した上で、企業選びをサポートしてくれる仲介会社は心強いものです。

その他の人材派遣業の動向、独特の景気の影響の受けやすさ、オリンピック以降の需要の推移、高齢者や女性労働者の活用法の問題点を熟知しているか、各社問い合わせの際は、ぜひ人材派遣業に精通しているか積極的に確認しましょう。

 

人材派遣会社でのM&A事例があるか

仲介業者が人材派遣業に精通しているからと言って、M&A成功率とイコールではありません。

ウェブサイトで「人材派遣業に特化」と書かれていても、SEO対策の装飾文言として書かれていることも多い昨今、各社に問い合わせをする際は、必ず実績を具体的に提示してもらうと良いでしょう

各社のウェブサイトには過去成約実績例が記載されていますが表示例は少なく、自分の会社とどれくらい身近な案件なのか、ウェブの参照例だけでは分かりかねます。ほとんどの会社が最初の相談料は無料ですので、自身の企業規模と似ている案件の実績、実例、成約までの期間がどれくらいかかっていたか、遠慮なく聞いてみましょう。ここで秘匿情報を守りながらも誠実に説明してくれるなら、その会社の信頼性を見極めるポイントともなります。

 

「ただ売れればいい」という考えではない

売却条件にこだわっていると、仲介業者に対して意図せず不遜な態度を示してしまい心証を悪くするというケースがあります。当たり前のことですが、M&Aを実施するには売却・買収・仲介と、三方の気持ちよい合意が必要です。仲介担当者から言われたことを守る、提出物の期限は守る、信頼して可能なかぎり情報開示する。そういった当たり前の対応をして初めて、仲介業者とも信頼関係が出来、担当者に好感を持ってもらう事で「ただ売ればいい」から「その後の成長、幸せを叶える成約」に道が続きます

M&Aは、売るにも買うにも企業価値を正しく見極めることが重要ですが、人材派遣会社の無形財産には事業ノウハウや将来性といった、感覚的な要素が含まれるため、素人が判定することは困難です。また売却・買収企業で、計算結果が異なるケースも多いものです。しかし、社員数や取引先に応じて相場となる価値は必ず存在します。仲介業者に相談することで、あなたの企業の適正な価値を見極め、M&Aをしっかり成功へと導いてください。

 

人材派遣会社のM&Aなら仲介会社にしっかり相談を

それぞれの会社が企業を支援したい思いは同じです。またM&Aの成功には、仲介会社の実績と同等に、担当者との相性も重要でしょう。今回ご紹介した10社の中、気になる各社に問い合わせをして、しっかりと良い相談をされてみてください。

人材派遣会社のM&Aなら、まずはスパイラルコンサルティング社に問い合わせてみてはいかがでしょうか。幅広いノウハウを持っているので、様々なパターンの相談に答えられるのではないかと思います。

まず現状を整理する意味でも、ご相談してみることをおすすめします。

 

スパイラルコンサルティング社

 

>>匿名で相談・簡易査定をしてみる<<

 

経営者の方は必見!

今ならM&Aを理解し使いこなすための本、「図解で簡単!オーナーのためのM&A入門」が経営者限定で無料で手に入ります。詳しくは下記リンクをクリック。

>>「オーナーのためのM&A入門」無料プレゼント!<<