デイサービス・訪問介護業の事業売却【事例から読み解くポイント】

「自分の会社が本当に売れるのだろうか?」

そんな疑問を抱えている経営者は多いのではないでしょうか。

しかも、大手企業が小企業を買収するとは想定している人は少ないはずです。

これまで、大企業同士のM&Aばかりが取り沙汰されてきましたが、最近は大企業が中小企業を買収するケースも多いです同時に、中小企業同士のM&Aも活発になっています。

今回は、デイサービス・訪問介護業の事業売却について、事例を交えて“M&Aを成功へと導くポイント”を紹介していきます。

 

デイサービス・訪問介護業の事業売却を行うタイミング!

業績が芳しくないとき

あなたのデイサービス・訪問介護業の利用者減や、地域に高齢者数が減ってきたときなど、このままこの事業を続けて行けるのかという不安がオーナーや経営者にはあるかと思います。

今はまだ経営が続けられるけど、3年後、5年後となってくると分からない。となると、「早々に廃業したほうが良いだろう」と考えがちですしかし、この機会に少し待っていただきたい!

ズバリ、結論をお伝えすると、「廃業するのなら、このM&Aでの事業売却を選ぶこと」をお勧めします。

赤字がある、利用者数が減ってきたとしても、今なら事業売却をすることが可能です。今は事業の売り手市場と言われており、大手企業がデイサービス・訪問介護業の買収することは増加傾向にあるからです。

この機会に、あなたのデイサービス・訪問介護業を潤沢な資金力がある企業に事業売却し、運営を引き継いでもらいませんか。

 

オーナーがリタイアしたいとき

当たり前ですが、デイサービス・訪問介護事業所は、利用者である高齢者がいます。介護が必要な高齢者が日々、施設に通っているので、道義上、自分の都合で簡単に事業を止めることはできません。

そろそろリタイアしたいなと思っても、このような理由から経営を続けている方も多いのではないでしょうか。民間の事業だけど、一人でも利用者が存在する限り、事業を止められないと考えている人は少なくないそうです。

 

また、オーナーや経営者も年を重ねると、健康上の問題が生じやすくなり、突然、事業が続けられないことが起こるかもしれません。自分の体調の異変に気付いたときには、病魔がかなり進行していたという話も聞いたりします。

だからこそ、なるべく早めにリタイア時期について決めておく必要があるのです

そんな時に役立つのが、M&Aでの事業売却です。

社外の第3者へ事業を売却することで、経営者はリタイアできますし、事業はそのまま新しい経営者が継続してくれます。

また、事業売却により売却益を得られるので、それがあなたにとっての退職金とすることも可能です。

 

別の事業に注力したいとき

デイサービス・訪問介護業をずっと続けてきたが、他の事業を始めたくなった。または、他の事業も並行してやってきたけど、デイサービス・訪問介護業以外のあるひとつの事業に注力したくなった。そんなオーナーや経営者にとってベストな選択肢は、M&Aによる事業売却だと思います事業売却は一部でもいいですし、全部でもいい。全てはあなた次第で、そこで得た資金を他の事業へ投資することもができます。

リタイア後の生活として、ある人はこれからデイサービス・訪問介護業を始める方たちを育てるための講演活動を始めたそうです。

新しい人生のリスタートを望むためにも、M&Aでの事業売却は役に立つことでしょう。

 

デイサービス・訪問介護業の事業売却の事例

この章では、実際に取引されたM&Aでの事業売却について、紹介しましょう。

 

【売り手:ビーナス×買い手:センコーグループHD】

センコーグループHDは、大阪府内でデイサービス及び訪問看護ステーションを43カ所運営しているビーナスを買収しました。このM&Aにより、センコーHDは既に運営している住宅型有料老人ホームとの連携を図り、介護事業の業容を拡大しています。

 

【売り手:ベストケア×買い手:ソラスト】

ソラストはデイサービスを展開し、愛媛県内ではトップシェアを誇るベストケアを買収しました。このM&Aはソラストの事業拡大戦略の一環です。

 

【売り手:住センター×買い手:ソラスト】

ソラストは、神奈川県で通所介護(デイサービス)を展開する住センターを買収しました。このM&Aは、ソラストの介護事業拡大戦略によるものです。

 

【売り手:ウェルフェアー×買い手:メディカル一光】

メディカル一光は、近畿圏でデイサービス等を展開するウェルフェアーを買収しました。このM&Aにより、メディカル一光は介護事業の規模拡大を図っています。

 

【小田急電鉄×ニチイ学館】

ニチイ学館は、小田急線沿線でデイサービス(通所介護)等を展開する小田急ライフアソシエを買収しました。今回のM&Aにより、ニチイ学館は小田急線沿線でのサービス提供網の拡大を進めていきます。

 

上記で紹介した事例は、介護業界同士のM&Aの一例です。

特に、注目すべきポイントはソラストが行った買収です。

ソラストは、「医療事務」をはじめ、お年寄りひとりひとりのニーズに合ったきめ細やかな「介護サービス」を首都圏、関西圏、名古屋地区でビジネスを展開しています。事業は高齢者だけでなく、首都圏中心に地域の子育てを支援する「保育サービス」もしています。同時に、両分野で働く人たちのキャリアアップを支援するなど、事業を拡大しています。

つまり、ソラストという企業は医療機関への人材派遣、事務部門から介護の部門まで、また保育所の運営も行っている企業です。同社は子供からお年寄りまでにサービスを提供していることになります。

その介護業界大手のソラストが、愛媛県、神奈川県といった地域ではトップシェア誇るデイサービス・訪問介護業を買収したことで、これを機に、全国へ展開することを視野に入れていることでしょう

 

デイサービス・訪問介護業の事業売却を行う際に気をつけたいポイント

売却のタイミングで離職者が出ないようにする

デイサービス・訪問介護業においても、従業員はとても大切な存在です。

早い段階で、従業員にM&Aでの事業売却について公表しないようにしてください

というのも、経営者が代わるという話や噂を従業員が耳にすると、今まで通りの待遇での勤務が難しくなるのでは?などの不安や心配を駆り立てしまうからです。現在、業界全体で人手不足に陥っているので、従業員が新しい職場を探してしまう可能性があります。M&Aで事業売却する条件に、従業員の雇用継続と待遇改善を十分に盛り込んだうえで、新しい経営者も決まってから従業員に公表しても遅すぎるということはありません。

 

売却先との相性を考える

M&Aを行う企業同士の事業は相性が良いことに越したことはありません。

また、買い手側としても、自社の事業と相性が良いかどうかをいろんな角度から検討するはずです。

M&Aの早い段階で、買い手側は事業買収の準備チームを設立すると思うますので、あなたも売り手側として、それなりの準備が必要です相手と同じぐらいのスピード感やM&Aへの理解度で話し合いを進めないと、トラブルが生じて物別れになってしまい兼ねません。そこで、頼りになるのが、デイサービス・訪問介護業のM&A経験があるエージェントです。彼らが、あなたのデイサービス・訪問介護業の「統合準備推進室」の一員になってくれれば、それほど心強いものはありません。

 

資料やデータを十分に用意する

当初はトップインタビューも口頭ですが、M&Aの段階が進んでいくと、デューデリジェンスといった書類での監査が始まります。いざとなって慌てないように、あなたは下記の書類を揃えておく必要があります。

  • 監査基準日現在の試算表を会計事務所に依頼する
  • 試算表に関して内訳明細書も準備する
  • 銀行に定期預金の残高証明書を依頼する(※銀行によっては、書類作成のための日数を要す)
  • 土地建物など資産に関する権利書を準備する
  • 株主総会、役員会議事録はすぐ見られる状態にする
  • 総勘定元帳、補助元帳などを用意する
  • 監査基準日の生命保険解約返戻金を生命保険会社に計上する

だからこそ、試算表などの財務関係の書類の過去3期分はすぐに見られる状態にしておきましょう。

また、直近6か月分の同試算表はすぐに見られるようにファイリングしておいてください。

直近の財務状況を頭に入れておくと、買い手側からの口頭によるインタビューにもかなり役立つはずです

 

事業売却のコンサル企業の力を借りる

3.2の項目でもお話しておりますが、デイサービス・本文介護業のM&Aエージェントに依頼することで、自社にM&A推進チームを立ち上げるのと同じ効果があります

人材不足でお悩みのデイサービス・訪問介護業の経営者を強力にサポートしてくれますから、ぜひ一度相談しましょう。

 

デイサービス・訪問介護業の事業売却でお悩みなら

デイサービス・本文介護業のM&Aエージェントに相談されることをお勧めしていますが、規模の小さい事業所だから自分の力だけでM&Aをやってみようと感じている経営者もいるかと思います。

 

《もし、M&Aエージェントを使わなかったら?》

M&Aの経験がない人だと、どうしても「いくらで売れるのか?」「いくらで買えるのか?」と価格の交渉についての話ばかりになってしまうそうです。

事業売薬価格ももちろん重要な項目ですが、それ以外の従業員や利用者のことなども同様に、議論すべき議題です。

だからこそ、M&Aエージェントにサポートしてもらったほうが、正確にかつ、迅速にM&Aによる事業売却を進められます。

まずは、デイサービス・訪問介護業のM&A実績があるエージェントを探すことから事業売却の計画をスタートしましょう

 

どこに相談すればいいかわからない、という場合は、当サイトがおすすめするスパイラルコンサルティング社をご検討ください。

数々の事業継承ノウハウを持っており、自社の価値を最大化してから売却することを得意としています。

より満足できる事業継承にするためにも、一度ご相談してみることをおすすめします。

 

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