バルのM&Aを検討中のオーナーが気をつけたい3つのポイント

近年、SNSの普及に伴い、バルが増加傾向にあります。

バルは、居酒屋のように気軽に利用できるビジネスモデルから、模倣することが容易です。よって、競争率が高まり、持続的繁盛と収益確保の両立が至難の業となります。

厳しい現状を打破するために、M&Aを活用する会社もあります。

バルに特化したM&Aのメリットや気をつけるべきポイントを見ていきます。

 

>>お時間がない方はまずはM&Aのプロにご相談を<<

 

バルのM&A

最初に、バルのM&Aについて見ていきます。

買収という言葉から、デメリットが多い印象を受けるかもしれませんが、実際は多くのメリットがあります。

また、譲渡方法は「事業譲渡」と「株式譲渡」の二種類あり、事業方針によって選択が変わってきます。

 

M&Aとは

M&Aとは、「Mergers(合併)and Acquisitions(買収)」の略です。

複数の企業による合併や吸収、資本による企業買収のことをいいます。

これは、複数の企業がお互いの利益のために協力し合うために行われます。

よって、企業の買収だけではなく、企業の提携についてもM&Aといいます。

 

以前は、企業買収という言葉から、「乗っ取り」などのマイナスなイメージがありましたが、近年では企業の後継者不足の回避や事業の成長戦略の方法として多くの企業がM&Aを行っています。

 

事業譲渡や株式譲渡を行うメリット

事業譲渡は、特定の事業を切り出して、買い手に譲渡する仕組みです。

一方、株式譲渡は、その会社に属する全ての事業や資産を譲渡することになります。

よって、残しておきたい事業がある場合は、事業譲渡を選択する必要があります。

主な事業譲渡や株式譲渡のメリットは、5つあります。

 

1つ目は、「現金の獲得」です。

現金の獲得は、M&Aで最も代表的なメリットです。

手塩に掛けて育ててきた事業や会社を売却することによって、収入を生むことができます。

利益が出るかは、事業価値・企業価値によるため、注意が必要となります。

交渉を行っていく上で、売り手と買い手の双方が納得いくように、買収価格をすり合わせる必要があります。

株式譲渡によって会社を売却した際は、売却代金にのれんが含まれます。

のれんとは、独自のノウハウやブランド、優良顧客との取引関係等の無形の資産の価値のことをいいます。

株式譲渡手続きの際に買い手がのれんを高く評価すれば、売却価格が上乗せされます。

よって、のれんの価値が高いほど、株式譲渡をした際に、多くの金額を受け取れます。

のれん代が多い場合は、事業譲渡より、課税が少ない株式譲渡を用いる方が有利です。

 

2つ目は、「事業ポートフォリオの再編」です。

これは、複数事業を展開している企業にメリットがあります。

事業譲渡による事業売却や株式譲渡による子会社の売却を行うことによって、選択と集中が可能になるからです。

発展させたい別の事業があっても、対象事業の経営が忙しくて、時間が割けないこともあると思います。

必要な事業のみを残し、不要な事業を譲渡することにより、経営の効率をあげることができます。

 

3つ目は、「後継者問題の解消」です。

少子高齢化の影響で、オーナーがリタイアしたくても経営者が見つからないケースは、珍しくありません。

事業の経営を引き継ぐ人がなかなか現れない際は、事業譲渡を活用することによって、優秀な企業に経営を引き継ぐことが可能となります。

 

4つ目は、「事業の継続」です。

自らの力で経営を続けてきたのであれば、例え不採算であっても、思い入れがあるビジネスの閉鎖は避けたいものですよね。

事業譲渡、株式譲渡を行うことによって、買い手とのシナジー(相乗作用)が働き、経営が改善される場合もあります。

例として、地域の補完関係があげられます。

外食産業の場合は、立地条件が非常に重要となります。

買い手が得意としない地域で、売り手が経営している場合、買い手の経営ノウハウをその地域に渡すことによって、経営が改善される可能性があります。

買い手としても、今まで進出できていなかった地域に効率良く参入できます。

よって、売り手と買い手の双方にメリットがあります。

 

5つ目は、「従業員を解雇しなくて済む」ことです。

不採算が原因で看板を降ろすとなると、従業員の解雇が伴います。

今まで会社に貢献してくれた従業員を解雇することは、何としても避けたいところです。

事業譲渡、株式譲渡を活用すれば、買い手の企業が事業を伸ばすことによって、従業員の雇用を継続してくれることがあります。

 

バルがM&Aを行うケース

バルがM&Aを行うケースとして、5つの例があります。

経営存続や、事業を手放したいという事例まで、目的はさまざまです。

しかし、自分の会社に最後まで責任を持った上での選択であることは変わりません。

バルのM&Aを検討中の方は、自分と同じケースがあるかチェックしてみて下さい。

 

後継者がいない

バルの経営を続けていく意志があるにもかかわらず、後継者不在によって、存続が厳しい場合にM&Aを活用するケースがあります。

特に、経営者が高齢化している中小企業では、経営者引退と同時に廃業することを防ぐ手段として活用しています。

馴染み客が多くいる中、店じまいをするのは、心苦しいことです。

正式な譲渡を行い、第三者に経営を託すことによって、安心してバルを存続することができます。

 

アーリーリタイアしたい

M&Aは、経営の業績にかかわらず、アーリーリタイア(早期退職)を希望する経営者にも適しています。

残りの人生を趣味や旅行に費やしたい方や、友人や家族と過ごしたい方にも向いています。

このケースでは、結果的に会社を手放すことになります。

会社には、従業員や取引先がいます。

M&Aを行うことによって、会社に貢献してくれた人たちに対して誠意を尽くせます。

また、M&Aは、銀行からの融資に対して経営者保証があることから、簡単に身を引くことができない場合の解決策にもなります。

さらに、アーリーリタイアをしたいが、引退後の金銭的余裕がない場合も有効です。

ただ廃業するのではなく、自分の会社の価値に見合った利益を得られるため、生活資金を確保できるからです。

 

健康問題で経営を続けられない

バルの経営を存続するに際に、健康問題は大きく関わってきます。

健康問題によって、廃業せざるを得ない経営者がM&Aを選ぶケースもあります。ただ、この場合は注意が必要となります。

M&Aは、取引きをする際にタイミングが非常に重要とされています。

健康問題が原因となると、経営者が事業に関与する度合が低下します。

その結果、収益性の悪化や売り上げの伸び悩みが生じ、事業価値が低下します。

経営者は、事業価値が低下する前に早期の事業売却が必要となります。

 

今後の経営に希望が持てない

中には、今後の経営に希望が持てずに、M&Aを行うケースもあります。

バルは、個性ある強みや集客力を持っていない限り、長期の存続は困難となります。

今後の売り上げの増加やバルの店舗を増やしていくことを目標としていても、現状のままでは難しい場合、他者と協力することも1つの手段です。

ここで、考慮すべきポイントは、今後の経営に希望が持てないのなら、どうしていきたいかということです。

バルを手放したいのか、あるいは他社の協力を得てバルの存続を望むのかは、明確にしなければなりません。

なぜなら、その選択によってM&Aの手法が変わってくるからです。

前述した事業譲渡や株式譲渡のどちらが、自分が考える今後のバルの在り方にふさわしいのかじっくり検討する必要があります。

 

店舗拡大のための資金や人員が足りない

1店舗目のバルの成功によって店舗を拡大し、さらに多くの方にサービスを提供したいと考える経営者の方は少なくありません。

しかし、そのためにはリスクを伴うことに加えて、資金や人員が必要となってきます。

新しい店舗を建てる立地条件を調べることも必須となります。

1店舗の経営の維持と同時進行で全ての課題を解決することは重労働です。

そのため、M&Aを活用して、店舗拡大のために自分が必要としているものを、他者と補い合うケースも数多くあります。

 

バルのM&Aでオーナーが得られるメリットとは?

M&Aを活用することによって、オーナーにメリットが得られるか否かは重大なことですよね。

結果的に、3つのメリットが得られます。

 

心理的負担の軽減

バルのオーナーは、経営を存続するために、常に多大なる心理的負担を強いられています。

加えて、年齢を重ねていくうちに、より資質を持つ後継者を選択する必要がでてきます。

非上場会社のオーナーが経営権承継の準備をする前に、認知症で意思能力を欠くことや死亡することになった場合は、会社経営は不安定になってしまいます。

しかし、M&Aを活用することによって、経営存続や後継者を選ぶ心理的負担が軽減されます。

これは、大きなメリットといえます。

心理的負担は、健康にも害を及ぼすからです。

 

金銭的メリット

今まで育ててきた会社の一部、あるいは全てを手放すからには、物質的メリットも当然発生します。

ただ廃業してしまうだけでは、店舗を壊す費用や今後の生活費が不安になりますよね。

しかし、M&Aを活用して会社を売却すれば、多額の現金を得られます。

獲得する現金は、将来にわたり事業を継続して得られる利益の数年分となります。

リスクを背負いながら、事業を継続して少しずつ利益を得るより、M&Aを活用してまとまった現金を得る方が長期的に見て得策といえます。

 

新事業への挑戦や引退後の生活

3つ目のメリットとして、自由を手に入れられることがあげられます。

自ら設立した会社の足かせを外し、新事業へ挑戦することや引退後に趣味を楽しむことができます。

M&Aを行った際は、通常すぐに引退できるわけではなく、3ヵ月から半年ほどの引継ぎ期間を設けて会社に残ります。

引き継ぎが終われば、前述したM&Aによって得た資金を用いて新たなことに挑戦することができます。

立場上難しかったことも、自由な時間と資金を得ることによって、実現できるようになります。

 

バルのM&Aを実施する際に気をつけるべきポイント3つ

上述したメリットから、M&Aの実施を決意されたオーナーの方もいると思います。

ただし、バルのM&Aの実施には気をつけるポイントが3つあります。

 

準備は早めに

M&Aを実施する際は、最低3年前から準備しましょう。

なぜなら、財務面の整理に時間がかかるからです。

例をあげると、多額な役員報酬、公私混同な経理体制などがあります。

また、M&A自体が莫大な時間を要します。

M&Aの交渉は、平均6ヵ月から1年かかるといわれています。

特に、人気がない業界や債務超過、赤字体質であると、買い手を見つけるのに時間がかかります。

業績・業界がともにいい状態のときに執り行いましょう。

 

売却事業の強みを明確化する

バルのメニューやサービスの販売は容易ではありません。

長年の経験と実務に裏付けられたノウハウが必要となってきます。

強みとして売り出せるノウハウを、買い手にアピールすることが重要だからです。

M&Aは、買い手と売り手の利益が一致して、初めて成約が成り立ちます。

成約には必ず買い手が必要なので、買い手の立場に立ち、どのような強みなら必要とされるか考えてみましょう。

 

譲れない売却先の条件を明確化する

M&Aの成約を早く済ませたいからといって、買い手の条件を全て承諾する必要はありません。

だからといって、売却希望価格が高すぎても買い手はつきません。

条件交渉では主に、「譲渡価格」、「従業員の待遇」、「今後の事業の展開」、「今後の経営方針」、「社名」などが課題となってきます。

その中で、優先順位や価格の最低ラインなどを決め、譲れない条件を明確にすることが重要です。

 

バルのM&Aを相談するなら

バルのM&Aを相談する際は、秘密を厳守できる信頼のおける人を選ばなければなりません。

会社売却は内密に行わなければならないからです。

M&Aの専門業者や、M&Aを経験したことがある経営者、顧問の会計士・税理士などがおすすめです。

銀行や取引先、社員に情報が洩れるとトラブルに繋がりやすいので注意しましょう。

 

当サイトがバルのM&Aの相談相手としておすすめしたいのはスパイラルコンサルティング社です。

スパイラルコンサルティング社は会計事務所を母体としており、財務面を整えてから会社を譲渡するのに最適なM&Aのコンサルタント会社です。

飲食業のM&Aに特化しており、過去に業界で話題になるような金額で飲食店のM&Aを行ったことがあります。

「SCALE型M&A」という事業価値を高めてから譲渡するサービスが特徴的です。

バルをM&Aで他社に譲渡したいと思った方は、一度スパイラルコンサルティング社に相談してみてはいかがでしょうか。

 

スパイラルコンサルティング社

 

>>成果報酬型・スケールM&Aなら『スパイラルコンサルティング社』<<